
笑顔が優しい兵隊さんたち
長らく放置していたタミヤの1/35 MMシリーズ・ドイツ野戦炊事セットに付属の軍人さんたちを塗装しました
放置していた一番の理由はパーティングラインの処理が面倒だったからです(苦笑)

給仕のおじさん
まずは大まかなベース塗装から
この時点でははみ出しとか気にせずに大まかに塗っていきます

かき混ぜおじさん
この時点で注意するのは、塗料の厚塗りで繊細なモールドが埋まらないように、薄めの塗料で複数回重ね塗りしてしっかりと塗料を発色させることです
だいたい3回塗りくらいで発色する目安でいいかな

配給待ちおじさん・その一
ベース塗装の上からシェイド塗料を塗って、さらにその上からレイヤー塗装をしていくので、この時点では多少の色ムラがあっても気にする必要はないです
むしろ、その色ムラが上に重ね塗りするときの良いアクセントになって仕上げに深みが出たりもするので、とにかく厚塗りになってモールドを埋めてしまわないようにだけ気を付けて塗っていきます

配給待ちおじさん・その二
今回はベース塗装ということで、ベルトなどの装飾品や手に持った調理器具や飯盒などの小物はまだ塗らなくていいです
はみ出した個所は塗料の乾燥後に上からベース色を塗り直してやればいいです
シタデルやアーミーペインターなどの水性エマルジョン系塗料は乾燥が早いのが特徴ですが、塗料が完全に固着するまでは強く擦ったりすると塗装が剥げる原因にもなるので、急がないのであれば次の作業に移る前に1日くらい間を置いた方がいいです
水性エマルジョン系塗料は水分が抜けた後で塗料同士が化学反応を起こして結びつくことで強固な塗膜をつくる…という仕様なのだそうで、水分が抜けて乾燥した直後はまだ塗膜が安定していない状態なのだそうです
その状態では普通に塗料の上塗りは大丈夫ですが、硬めの筆などで強めにドライブラシをかけたりすると塗膜が剥がれることがあるので注意です
とまぁ、焦らずゆっくり進むことが一番の早道だったりすることもある本日はこんな感じです