
ドライブラシで簡易的にレイヤー処理をした状態
肌と緑色の軍服に明るいアイボリー系の塗料でドライブラシをかけてエッジ部分を強調してみました
ドライブラシは筆につけた塗料をカサカサの状態になるまで拭き取って、筆に残ったわずかな塗料を擦りつけるという絵画技法です
使用する筆や筆先に残す塗料の量などでも効果が変わってくるので、いろいろと試してコツをつかむことが重要です
本来はフィギュアのエッジ部分や広く光が当たるところなどをベースに塗った塗料より一段か二段くらい明るい塗料で細かく塗り込んでいくレイヤー塗装という工程を行うのですが、慣れないうちはどこをどう塗っていいのかわからないことも多いので、お手軽にできるドライブラシが便利です
ドライブラシで塗料が乗った部分を細い筆で塗り込んでいけばレイヤー塗装でどこを塗ればいいか覚えていくことができると思います
まぁ、わたしはめんどくさいのでドライブラシだけで済ませますがw

給仕のおじさん
エプロンはシェイドとレイヤー塗装を兼ねるシタデルのコントラスト塗料を使用する予定なのでベース塗装の白いままです

後ろ姿とか
ブーツは後で塗るのではみ出し上等です

かき混ぜおじさん
ドライブラシをかけるとどうしても粉っぽさというか粒子感が出てしまうので、肌色部分は後で薄めたフレッシュシェイドを塗って色味を落ち着かせる予定です

後ろ姿とか
ベース塗装→シェイド塗装→ドライブラシ …の三手でこれくらい雰囲気のある仕上がりにできます
ね、簡単でしょ?
今回の作業で使用した筆もぺんてるのえふでのネオセーブルの0号細・丸と、ドライブラシ用として100均のメイク用品コーナーで買ったメイク用の筆で、特に高価なものは使用していません
ミニチュア塗装用のそこそこのお値段の筆とかも持っているのですが、

配給待ちおじさん・その一
特に書くことがなかったり

後ろ姿とか

配給待ちおじさん・その二

後ろ姿とか
シェイド系塗料とドライブラシの技法を覚えればこれくらいはできるようになるので、ミニチュア塗装に興味のある方は是非ともチャレンジしてみてください
新しい世界への扉が開ける…かもです
とまぁ、とりあえず本日はこんな感じです