2013年05月23日

作者は赤松健氏です

2013_05_23_0001.JPG
本日は初代PC88で音声合成を実現させたアクションRPGの「PALADIN(パラディン)」の紹介です


騎士子さんを出そうかと思ったのですが武装させるのが面倒タイトルが聖騎士だったので某大食らいの騎士さんに登場してもらいました



2013_05_23_0002.JPG
改めてパッケージ紹介とか

紙の外箱の中に発泡スチロールというレリクスでも採用されていたボーステックお馴染みのシンプルなパッケージとなっています



2013_05_23_0003.JPG
パッケージ裏とか

こちらもプレイ画面2枚と大まかなストーリーと簡単なゲームの説明だけといたってシンプルです



2013_05_23_0004.JPG
発売元はレリクスやPC版の銀河英雄伝説などで有名なボーステックです

サクシャ ハ コウベ ノ タカシマ サン作者は漫画家の赤松健氏です
赤松健氏が高校生のときの作品だそうです
シンプルなつくりながらしっかりと作り込まれていた作品だったので、まさか高校生の作品だとは当時は思いもしませんでした



2013_05_23_0005.JPG
マニュアルより

王道ファンタジーのストーリーです
単にストーリーが綴られているだけでなく、この中にゲームをクリアするためのヒントも盛り込まれていたりなんかもします
要は”神”を倒してもそのままゲームクリアにはならず、姫を助け出す必要があります
当然、うっかり姫が変身させられているある生き物を頃してしまったら”神”を倒してもハッピーエンドにはならないということです



2013_05_23_0006.JPG
パッケージ裏の拡大とか

非常にシンプルなゲーム画面ですが、当時主流だったAV機能が拡張されたPC88SRではなくて初代のPC88対応のためかなり頑張っている方だと思います
実際、プレイしていてキャラの動きの遅さとかでのストレスは感じなかったですし



2013_05_23_0007.JPG
お値段たったの4800円!

価格は当時のゲームの相場(5800〜7800円)に比べてお安めでした
その分、ゲーム内容で劣るというようなことはなかったです
全100面とそこそこのボリュームがありましたしね

なによりこのゲームの売りは音楽機能がビープ音のみの初代PC88がしゃべるというところです
当時はFM音源を生かしてゲームアーツがうがいのような声でしゃべらせて話題になっていましたが、本作ではビープ音のみのPC88でゲーム立ち上げ時に「ハッハッハ ワタシ ハ カミ ダ サカラウ モノ ハ ミナ シヌ ノダ キミ ニ ヒメ ガ タスケ ラレル カナ? ソレデハ マタ アオウ」と雑音のようなノイズのような音でしゃべるのが特徴でした
ゲームクリア時にもしゃべったのですが、どんなセリフだったかは失念しました

当時は8ビットパソコンが主流でパソコンで音声出力は夢の時代でした
そんな時代にノイズっぽい音声だとしても音声合成すげー! と感動して、周囲がファルコムの伝説的大作アクションRPGのザナドゥに熱狂している中、黙々と”神”打倒に頑張っていた記憶があります
ちゃんとユリウス姫を助けたよ!
わざといろいろと試して姫を頃したこともありましたけど(苦笑)
いや、だってあの状況なら誰だって試したくなるでしょ?



派手さはないもののシンプルでコンパクトなしっかりとしたつくりのゲームでPC88がしゃべる! というインパクトはあったものの、本作が発売された1985年はファルコムの伝説的アクションRPGのザナドゥが発売された年で、ゲーム雑誌もこぞってザナドゥの特集を何ヶ月にも渡って組んでいたという状況の中でその他多くのゲームとともにザナドゥの陰に隠れてしまった感の否めない佳作でした
いや本当に運が悪いというか、それほどザナドゥブームはすごかったというわけです
実際、すごいゲームでしたしね
でも、個人的にはPC88がしゃべったということの方がインパクトが強くて、PC88関連のソフトの多くを処分した今でもこのソフトは大切に保管しています
ひろせの思い入れのある一品です





以下、パッケージの内容物とか

2013_05_23_0008.JPG
フロッピーディスク

今は懐かしき5’2Dディスク1枚です
2Dディスク1枚で全100面のゲームと音声合成のデータまで入れているっていうのがすごいです



2013_05_23_0009.JPG
マニュアル

古文書のような色合いの紙にシンプルに単色印刷です
地味だけど、だがそれがいい



2013_05_23_0010.JPG
アンケート葉書き

当然未使用品
切手を貼る位置に「40円切手をお貼りください。」と書かれていることから、このゲームがどれくらい古いかはおわかりいただけるでしょうか



2013_05_23_0011.JPG
特に意味もなくアンケート葉書き裏側

アンケート葉書きまで残っている完品は日本全国にどれだけ残っているのかな?
ちなみに、紙&発泡スチロールのパッケージですが、内容物含めてそれなりに状態は良好?



2013_05_23_0012.JPG
発泡スチロール裏側

何かかっこいい?
ボーステックはトップルジップの缶パッケージとか変わったパッケージのゲームの印象が強いです








以下、ゲームのネタバレがあります
閲覧は自己責任でお願いします








最強(最凶?)の魔剣・重力剣アトラクターについて
このゲームにはRPG最強(最凶?)の魔剣・重力剣アトラクターが登場します
その名の通り重力を操るこの魔剣はその真の力を発揮すると周囲一帯を重力で押し潰し範囲(全画面)内の全ての生命体を死へと誘うという凶悪な存在です
その威力は当然、使用者自身にも作用し、使用者は自らの生命を削りつつこの凶悪な武器を振るうことになります
最強の魔剣を入手して喜んだのもつかの間、調子に乗って使いまくって、気がついたら自身の体力が0になって死んでしまうのはお約束
その場で「使えねーー!!」と叫んで投げ捨てたくなる逸品です(笑)


”神”について
最終面にて主人公を待ち受ける本作のラスボス
画面最上段に鎮座しつつ、動きが止まった主人公に雷撃っぽい魔法を落してくる強敵
魔法を撃たれないようにするには常に左右に動き続けなければならず、一瞬でも止まればその座標を目掛けて真上から魔法攻撃を降らせてくる
”神”のいる場所に辿り着くためには各所に配置してある梯子を昇らねばならず、そのためには一瞬動きを止めなければならず、その一瞬の隙を突いて梯子のある座標に魔法攻撃がくるために梯子を昇れず、そうこうしているうちに魔法攻撃でじわじわと体力を削られていくという悪循環
まさに最強の敵とも言える存在です


”神”の倒し方
梯子を昇ることは事実上不可能なので、直接攻撃は不可で遠距離攻撃をするしかない
しかし、このゲームでは主人公が使える魔法は前方や後方にしか効果がないので、同じ横ラインに対象がいないと効果を発揮できない
ゆえに手詰まり!

よろしい、ならば戦争だ! 重力剣アトラクターだ!

重力剣アトラクターを装備してひたすら左右に動き続けながらCAPSキーを押して剣を抜き放って魔剣の真の力を解放しつつ、主人公の体力の減少をチェックしながらF1〜F3キーを押して回復アイテムを使用して体力回復をして回復アイテムが尽きるのが先か”神”が倒れるのが先かを祈るだけ
キー操作に戸惑って一瞬でも動きを止めたら”神”の魔法の餌食だ

先の重力剣トラップに引っかかったら「アトラクター使えねー!」という認識になってその存在を脳内から抹消してしまうので、”神”の倒し方に気付かないことも稀によくあるかもしれません
いや、本当に雑魚戦ではアトラクターは使えないのですよ
自キャラの体力が減りすぎて



とまぁ、昔を思い出しつつ、本日はこんな感じです
タグ:PC88
posted by hirose at 23:53| Comment(0) | ゲームとか
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]